
これは、主夫育児をやってみて、はじめて実感すること。
- なんで寝ないんだ・・・
- どうして泣きやまない・・・
- 夜泣きで毎日寝不足・・・
そんな日々の中で、主夫ももっと「ねんね」と「夜泣き」について知ったほうがいいのでは?
と思った・・・
そこで・・・
主夫育児で知っておきたい赤ちゃんの「ねんね」のメカニズム、
夜泣きの対応について・・・
今回は、「ひよこクラブの2019年2月号」の「コテンと眠るピタッと泣きやむ-最強ワザBOOK-」
の中の成田奈緒子先生(「子育て科学アクシス」代表・文教大学教育学部教授)の記事を参考にしました。
主夫育児でがんばっているあなたへ・・・
参考になれば嬉しいです。
ねんねのカギを握る2つのホルモン「セロトニン」と「メラトニン」
7時ごろまでに起こし、日光を浴びせ、夜は暗めの照明に
赤ちゃんの目を覚まし、体内時計をリセットする働きがある「セロトニン」。
朝日を浴びる、起床時間に体をくすぐるなど触れ合ったり、体を動かしたりすることで、
脳からたくさん分泌されます。
3ヵ月ごろからは、朝7時ごろまでには起こして日光を浴びせ、
体を動かすといいでしょう。
「セロトニン」はイライラを抑えて心を安定させてくれることから、
幸せ物質とも呼ばれているため早起きはおすすめ!
一方、眠りを促すホルモンが「メラトニン」。
目が暗闇を認識すると分泌されるので、就寝時間の30分~1時間前には、
テレビを消し、部屋の照明を暗めに変えて。
ちなみに、スマホなどの青い光(ブルーライト)は、脳を刺激し
「メラトニン」の分泌を抑える働きが。
就寝前にスマホをチェックしながらの授乳は、
赤ちゃんを目覚めさせてしまうので避けましょう。
夜中に泣いて起きる「夜泣き」。どんな対応が正解なの?
寝ぼけて泣いているので、覚醒させないこと
赤ちゃんが夜中に泣いて起きる「夜泣き」は、6ヵ月ごろから1才6ヵ月ごろに起こることが多く、
まだ睡眠サイクルなどが整っていないことが原因といわれています。
寝ぼけた状態で泣いていることが多いので、夜泣きを始めたら何もしないでしばらく様子を見てみて。
大人が寝たふりをしていると、数分泣いたら寝入ることも。
何もしないのが心配なら、背中をトントンする程度がおすすめです。
「夜泣きしたら抱っこで揺らす」などが定番になってしまうと、
それをしてくれるまで毎回泣き続けてパパ・ママがのちのち大変に。
トントンでも夜泣きがおさまらないときは、授乳してもOKですが、
1才を過ぎたら麦茶を飲ませるなど授乳以外の方法を探ってみて。
授乳する場合は、スムーズに寝つくように部屋の照明は暗いままで、
覚醒させないようにしましょう。
いかがでしたか?
ただ毎日やみくもに主夫育児をやっているよりは、
「なぜ?」「どうして?」の疑問を知的に知っておくと、
対応にも少し余裕がでてくるかも・・・
一緒に主夫育児がんばりましょう!